
季節限定スイーツで感じる四季の移ろい
季節限定スイーツで感じる四季の移ろい
季節は巡る。
街の景色が変わるように、食べたい味も変わっていく。
その移ろいを、スイーツで感じてもらいたい。
「割るティラミス」から始まった物語
最初に登場したのは「割るティラミス」。
サクサクのパイにナイフを入れると、中からとろりとクリームがあふれ出す。
外はザクッ。中はふわっと、とろり。
食感のコントラストが楽しくて、気がつけば手を止められない。
この新感覚のティラミスは、瞬く間に話題になった。
秋にやってきた「かぼちゃパイ」
次に待っていたのは、秋の主役。
そう、かぼちゃだ。
「かぼちゃパイ」は、試行錯誤を重ねて作り上げた一皿。
バターを折り込んだパイ生地は、ザクザクと軽快。
そこに、国産マスカルポーネを使ったかぼちゃクリームをたっぷり絞る。
濃厚なのに重くない。甘さと香りがしっかりと残る。
仕上げにキャラメリゼしたナッツと、角切りかぼちゃ。
香ばしさとほくほく感が、また一歩、秋の深さを教えてくれる。
実はCHILKも。
忘れてはいけないのが、看板スイーツの「CHILK」。
瓶に詰めた三層チーズケーキは、一見いつも同じ顔をしているけれど、実は季節ごとにフレーバーが変わっている。
夏なら、ピーチやマンゴー、ブルーベリー。
ひんやり冷たい口あたりに、南国の香りや果実の酸味が広がって、夏の午後にぴったりの味になる。
そして秋には、かぼちゃやマロン。
秋フレーバーの落ち着いた甘みは、少し肌寒くなる季節に寄り添うような存在感。
冬が近づけば、ほうじ茶や抹茶、チョコレートも登場。
自分のお気に入りを見つけるのも楽しさのひとつ。
四季を持ち帰るスイーツ
かぼちゃパイもお持ち帰り可能に。
お店に来るたびに、新しい発見がある。
「季節を感じる」という体験を持ち帰ることができるのだ。
「割るティラミス」から「かぼちゃパイ」、そして季節ごとに変わるCHILK。
来月にはまた新しい顔が並んでいるかもしれない。
だから、今の一皿を逃さずに。