
甘い香りを運ぶクリームパフの妖精「Puffy Joe」誕生物語。
甘い香りを運ぶクリームパフの妖精「Puffy Joe」誕生物語
小さな妖精と、街のシュークリーム屋。
三軒茶屋の路地を歩いていると、ふっと甘い香りが漂ってくる。その先にあるのが、シュークリーム専門店「DRIVINGCREAM」。ガラス越しにのぞくと、まるで絵本の中のような小さな世界が広がっています。
そしてこのお店には、実は“ちょっとした秘密”があるのをご存じでしょうか。
妖精「Puffy Joe」
「Puffy Joe(パフィー・ジョー)」は、ポートランドの風にのってやってきた、モコモコのクリームパフの妖精。ちょっと内気で、おしゃべり好き。まんまるな目と控えめなスマイルがチャームポイントです。
彼はただのキャラクターではなく、1980年代にあるパン職人の娘がスケッチブックに描いた“想像の友だち”がはじまりだと言われています。
やがてその絵は街に語り継がれ、いつしか「冷蔵庫の中でクリームを増やしてくれる妖精」として、DRIVINGCREAMの伝説になりました。
今でも店の扉には「パフィー・ジョーにありがとうを忘れずに!」という手書きのメッセージが残っています。
おいしさの秘密は、手しごとと遊び心。
DRIVINGCREAMのシュークリームは、素材から製法まで一切の妥協なし。サクッと焼き上げたシュー皮に、オリジナルチーズクリームかカスタードをたっぷり詰め込みます。
チーズケーキやCHILK(瓶入りチーズケーキ)も並ぶ店内は、まるでPuffy Joeのアトリエのよう。どのスイーツにも、職人たちの「手の温度」と小さな遊び心が宿っています。
甘い時間を分けあう場所。
オープンして間もないですが、すでに「また食べたい」と足を運ぶ人が多いこのお店。
テイクアウトして公園のベンチで味わうのもいいし、店内でゆっくりコーヒーと一緒に楽しむのもおすすめです。
そんな穏やかな時間の片隅で、きっとパフィー・ジョーがあなたを見守っているかもしれません。
「DRIVINGCREAM」で、ちょっと甘くて、やさしい魔法のようなひとときを。
そして帰り際には、お店の扉に書かれた言葉を思い出してみてください。
“パフィー・ジョーに、ありがとうを。”